Column

花阿彌ブルーメンシューレのレッスンって?

どんなインストラクターがいるの?

■インストラクターのつぶやき

雨が似合う花

 

雨の時期が来ました。

みなさんは、雨が似合う花は何だと思いますか?最も多い答えは、あじさいでしょうか。

そんな中、クチナシと答えた人が居ました。

雨とクチナシ。新鮮です。

長いこと、私の中でクチナシといえば、寂しげで、おとなしそうなイメージでした。

かの名曲 「くちなしの花」の影響です。

幸薄そうな健気な女と、それをクチナシの白い花と重ねて、

お前のような花だったと懐かしむ男の、せつない歌、という記憶からきています。

これは、実際の姿を観察せねばいけません。せっかくなら、雨の日に。

 

雫をたたえ、輝くほどの、白と緑のコントラストが、美しい。

寂しげと言うより、「凛とした」「清楚」と言った方が、ふさわしいでしょうか。

そして、姿を見せるずっと前から、甘くうっとりするほどの香りが、漂っていました。

この香りは、旅路の果てまでついてくるはずです。

 

花言葉を調べてみました。

「私は幸せです」「幸せを運ぶ」というのが、ありました。

ますます、かの名曲のイメージと離れていきます。

この、HAPPYな花言葉は、どちらかと言えば、ガーデニアと呼ばれる八重咲き種から来ているようです。住宅街で、偶然、見つけました。一重咲きとは、だいぶ印象が異なります。

欧米では、主に八重咲きの物が、男性から女性へ愛を込めて贈る花の定番だそうです。

日本では、切り花の流通する時期も量も限られていますが、だからこそ、ジューンブライドさんに

持っていただきたいですね。

今月の第一日曜日は、「プロポーズの日(全日本ブライダル協会制定)」だそうです。

意中の人がいる方は、クチナシをたずさえて、告白してみては、いかがでしょう。きっと、忘れられない記念日になることでしょう。

 

 

今回は、先入観に縛られず、実際にさがして、観察してみる事の、大切さと楽しさを知りました。

美しいフラワーデザインを目指す者は、その材料となる植物をよく知ることが、必用だと思います。それは、名人と言われる料理人が、食材を吟味し、より適した物を求め、各地に探しに行き、味わい、調理し、また味わい、お客さまに出す物を模索するように。

フラワーデザインのための植物観察には、やはり、やり方があります。

 

文:高橋こずえ

  プロフェッショナルインストラクター/東京駒込

 

 

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■インストラクターのつぶやき

燕子花(かきつばた)が満開です!

 

各地でいろいろな花が見ごろを迎え、あちこち出向いてみたい場所がたくさんありますね。

 

先日、燕子花で有名な東京都港区南青山にある

根津美術館で開催されている特別展『光琳と乾山』を見に行ってきました。

庭園の燕子花はちょうど見頃を迎えていました。

 

燕子花といえば、今の時期に群生して咲く花の姿を想像しますが、四季、春夏秋冬を通じて咲き

それぞれの季節に合った情緒を呈し味わい深い姿を見せてくれる大好きな花。

いけ花では一冊の本になるほど魅力に富んだ花のひとつです。

 

新緑の緑に包まれた中に濃い紫色した花は華やぎの中にしっとりとした落ち着きがあり眺めていると心穏やかに自然と向き合う大切さを花が教えてくれているような気がしました。 

 

いろんなものを見て感じて五感を研ぎすます。

それが、いろんな発想へとつながっていく気がします。

 

文:堀口千澄

  プロフェッショナルインストラクター/千葉

 

 

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■レッスンより

ヴァニタス

 

花や書物と一緒に骸骨が描かれていたり、美しい花の傍らに腐った果物が描かれた静物画を見たことがありませんか?

それらは“ヴァニタス”という静物画のジャンルで16~17世紀のバロックの時代にフランドルやネーデルラントなどヨーロッパ北部で特に多く描かれました。以後現代に至るまでの西洋の美術にも大きな影響を与えています。ヴァニタスは、人生の空しやと儚さ、そしてその対極にある永遠の世界への誘いを表しています。

ヴァニタスの絵画に描かれる花は、咲いては散りゆく短い命を象徴します。腐った果物は加齢を、貝殻やコイン、本などは現世の冨や知識の虚しさを表します。そして蝶は、地を這う毛虫から飛翔する姿に変貌するため復活の象徴とされました。

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■レッスンより

イースターのうさぎ

 

春の女神と愛の女神の聖なる動物といわれるウサギは、繁殖力が強く多産です。春は新しい生命が始まる季節なので、その祭りにウサギが取り入れられたのは自然の流れでしょう。

イースターのモチーフとしてもウサギが取り上げられるようになったのは、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うので、月の動物とも言われるウサギと結びついたためです。

今日ではウサギがイースターの卵を持ってくると言われています。子供たちにイースターの卵の説明をすることが重要だったので、イースターラビットが卵を色付けしたり、庭に隠したりするのだという話は、遊び半分の子供たちには楽しい説明となり発展していきました。やがてイースターとウサギは切り放せないものとなり、イースターの巣やテーブルには必ずお菓子のウサギを飾るようになりました。

 

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■レッスンより

シュトラウス

 

“シュトラウス”の意味を知っていますか?ドイツ語の単語で Strauß と書きます。

直訳するとシュトラウスはコレクションという意味です。きれいなものや美しいメロディーのコレクションのこと。ドイツではCDやコンサートなどの美しい音楽の編成を"Melodienstrauß"というように表現します。

有名な作曲家Johann Strauss(ヨハン・シュトラウス)は、まさに音楽家らしい名前ですがスペルに "ß" は入りません("ß" はドイツ特有のダブルSの表記)。

"ß"は日本にはなじみがないので、レッスンではSSの“STRAUSS”を使っています。

手の中でまとめた美しい花のコレクション、それが“シュトラウス”です。